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口唇ヘルペスは市販薬でも治りますか?

女性と話している医者

風邪にかかったり、疲労やストレスが蓄積すると口唇やその周りに水ぶくれができる経験をお持ちではないでしょうか。熱の華との異名も持つこの病気、実はヘルペスウイルスが原因で発症する感染症の一種です。肉体疲労時や風邪などで体力や免疫力が落ちたときに、くちびるやその周辺に水ぶくれが出来るのは、口唇ヘルペスと呼ばれています。口唇ヘルペスは多くの場合家族間での感染が原因です。年少時に子育て中に、両親の唾液などに接触して感染するのはよくみられます。さらに成長して年齢があがっても、共用タオルなどの接触を通じて、口唇ヘルペスに感染することもあります。また家族間では食器を共用することも一般的なので、食器を介した感染も家族間ではありえるところです。感染を拡大しないためには、口唇ヘルペスの症状がアクティブのときには、タオルや食器の共用を控えるなどして対策に努めるべきでしょう。

ところで性器ヘルペスでは、原則として医療機関で処方箋を出してもらって、医薬品を入手する必要があります。しかし口唇ヘルペスの場合、再発したときはドラッグストアで販売されている市販薬で治療することが出来ます。ここでポイントなのは、あくまで初回は医師により口唇ヘルペスの診断を受けておくことです。くちびるやその周辺に水ぶくれができる病気には細菌性のものもあります。原因が細菌とウイルスとでは治療薬が全く異なるので、薬の選択を間違えると症状が悪化する場合があるわけです。そこで一度は口唇ヘルペスと確定診断を受けておくことで、治療薬を間違えるリスクを回避できます。

ドラッグストアで入手できる口唇ヘルペスの市販薬には、アクチビア軟膏とアラセナSが代表的です。
アクチビア軟膏は、抗ウイルス成分のアシクロビルを配合しており、患部のヘルペスウイルスに直接作用。アクチビア軟膏には他にも保湿成分のマクロゴールも含んでいるので、キズや潰瘍の治癒を促進します。
アラセナSは医療用に使用されているアラセナAと同様の濃度の有効成分ビダラビンを配合しています。アラセナSには軟膏タイプとクリームタイプが発売されているので、患部の状態にあわせて使い分けることが出来ます。
なおアクチビア軟膏もアラセナSも、直接ドラッグストアで薬剤師の説明を受けた上で購入することになります。いずれも抗ウイルス薬のため、薬剤師から正しい使い方を教えてもらわないと効果的に治療できないからです。