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HIVやエイズに感染しているか心配なら検査を受けましょう

HIV感染症とはヒト後天性免疫不全症候群ウイルスに感染した状態のことで、性行為を介して感染が拡大するので性病の一種です。感染すると免疫機能の荒廃が進行し一定以上のレベルまで破綻が進んだ段階で、所定の23種類の病気のいずれかを発症したときに初めてエイズ発症と確定診断をうけることになります。HIVに感染しても数週間ほどの経過する発熱や全身倦怠感などの感冒症状に見舞われることもありますが、やがて症状は消滅します。その後数年から数十年をかけて免疫機能の荒廃が継続し、破綻した段階でエイズを発症することになる訳です。つまりHIV感染症がそのままエイズ発症を意味するわけではないことを、ここで確認していきましょう。

治療薬の選択肢が少なかった過去の時期には、HIV感染が発覚しても有効な治療薬がなかったので、エイズを発症することは死を意味していました。しかし昨今の治療薬の開発には目覚しいものがあり、複数の抗レトロウイルス治療薬による多剤併用療法が確立を見た結果、HIVをコントロールすることが可能になり、仮にエイズを発症しても長期間生存することが可能になったのです。もはやHIV感染症もエイズも治療可能な慢性疾患のひとつとして認識されるようになっており、不治の病のイメージはすでに過去のものになっています。
しかし現在でもHIV感染症などについての、正しい知識が普及しているとは言いがたく、誰にも相談できないままエイズ発症の不安を抱えたまま生活している方も少なくないようです。そんなシチュエーションに自分が遭遇したら、利用を検討してほしい施設の一つとしてが保健所があります。保健所では相談ができるだけでなく、HIV感染の有無を匿名、無料で検査をお願いすることが可能です。病院などの医療機関で受診すれば有料ですが、保健所の場合は完全無料で、しかも匿名で受けることも問題ないので、プライバシーは保護されます。その上予約不要です。電話相談にためらいがある方でも、予約不要で即日検査に対応してくれることも。また保健所によってはHIV以外の性病の検査にも対応している場合がありますが、地域によって異なるので確認が必要です。

エイズを発症してしまっても治療は可能です。しかし後遺症が残ってしまうとQOLは著しく低下してしまいます。エイズも治療可能な慢性疾患です、不安なときは迷うことなく保健所に相談することをオススメします。